背景と目的
全世界のバイオマス資源賦存量は約254EJ/yと推計されています。その3分の1がアジア地域で占められています。この豊富なバイオマスを地球温暖化対策として利用するために、京都メカニズムのクリーン開発メカニズム(CDM)*1を活用したプロジェクトが進められています。 ところが、製糖工場でのバガス、パーム精製工場での空房等のように、産業活動による廃棄物系バイオマスの発生場所・量の把握は、比較的容易なためCDMとしての活用は進んでいます。ところが、地域に広く薄く分布している未利用系バイオマスの発生場所・量を把握することは非常に難しく、資源量は豊富にも係わらず、CDMとしての活用が遅れています。 |
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電力中央研究所では、統計データや人工衛星画像(リモートセンシング技術)を活用したバイオマス賦存量の推計に取り組んでいます。本ホームページでは、各国の統計データに基づいてアジア地域21ヵ国の地域別バイオマス賦存量を、未利用系を含めて推計し、そのデータを地理情報システム(GIS)を用いてマッピングした画像を、Googleを活用して広く一般に公開します。なお、アジア各国が発行している統計データ等をもとに推計しているため、正確な資源量ではありませんが、アジア地域全体や国単位での俯瞰的な把握には十分寄与できると考えています。本ホームページが、アジア地域おけるバイオマスCDMプロジェクト推進に少しでも貢献できれば幸いです。 *1:先進国と途上国が共同で温室効果ガス削減事業を実施し、その削減分を投資国(先進国)が自国の目標達成に利用できる制度。先進国が発展途上国と協力してプロジェクトを行い、その結果生じた排出削減量(または吸収増大量)に基づいて発行されたクレジットをプロジェクト参加者間で分け合うことができます。(京都メカニズム情報プラットフォームより) |
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